2010年1月1日金曜日

CAD・CAM ソフト

これで漸くGコードさえ用意できれば実際に加工できる状態になりました。
CADに関しては QCAD が使い慣れているので問題無いのですが、CAMソフトの良い物がなかなか見つかりません。
Windows では NCVC というとても優れたフリーソフトがあるのですが、それに相当する物が Linux では・・・
生憎 NCVC は Wine で使うことが出来ず、しばらく Windows と Ubuntu の行ったり来たりを繰り返してNCデータを作ってみました。いっそのことGコードまでは Windows で作成して Ubuntu は LinuxCNC だけに使おうかとも思いました。CAD も JwCad を試しましたが、どうも苦手です。鍋CADは割と馴染み易く、暫く使用していました。

一応 CNC のテスト運転は何度かやってみたので、やはり Ubuntu での一連の操作を目指してこの辺りのソフトを色々と試してみました。
cam.py, dxf2gcord は何とか使えるのですが、何れも Layer の扱いが良くわかりません。
唯一 gCncCam というのが Layer の操作ができるのですが、肝心のGコードの送出が上手く行きませんでした。
GCAM と云うソフトも魅力的なのですが、根本的にCADデータの扱いがわかりません。
HeeksCAD は CAM も備えていて是非使いたいソフトなのですが、3Dの作図自体不慣れな上に操作が良くわかりません! Linux工作室 でも取りあげられていますが、最後に「使い方は追って記述」と書いてあるのでそれに期待しています!

そして、これは Linux 用では無いのですが、 G-Simple と云うソフトも使ってみました。
Wine 上で問題なく動きますし、何より日本語化されていてこのページで操作も解説されてあり何とか使えそうです。簡単な CAD 機能も備わっている優れものです。
これで一応すべての操作を Ubuntu 上で行えるようになりました。(Wine を使いますが)

*Wine をご存知で無い方へ・・・
Wine とは Linux 上で Windows用アプリケーションをネイティヴ動作させるプログラムのことです。

暫くはこの QCaD > G-Simple > LinuxCNC という構成で取り組んで行こうと思います。

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